今年も
2年ほど前からこちらで習っている草月生け花の展示会がありました。 今年のお題は、 先生のお母様がお詠みなった俳句からイメージして花をいける というもの。 俳句に馴染みのないオランダ人生徒さんには、難解なお題だったと思います。 笑 与えられた俳句をもとにつくられた作品が、並びます。 今回は、個性的な花器を使用した作品が多かったような~ オーソドックスな ザ 生け花 的作品たち。 それぞれに俳句からイメージしたことを原稿にして(オランダ訳つき)、提出。 なるほどね~ と唸る作品が沢山ありました。 俳句に季語が入るので、今の季節でない句には(秋とか冬とかね) 皆さん、苦労した様子・・・ はい、私も^^ お恥ずかしながら、私の作品。 秋の句なので花選びに少し苦労しましたが、先生の配慮で(笑)「古伊万里」という、 私がとびつきそうな単語が入った句を頂きましたよ。 オランダで見つけた古伊万里風のお皿に色をあわせて花選びを。 紫色の帯を敷きました。 初夏の季語が入った句には、芍薬を使った作品がいくつかありました。 1輪の芍薬もあれば、たくさんの芍薬を使った作品も。 やっぱり、芍薬って生け花にバッチリ! すべての俳句を拝見した中で、1番難しいだろうと予想された句と作品です。 大作ですね。 素晴らしい! 生花と異質素材の組み合わせも、レッスンで学びました。 おぉ、 おもしろい。 何かのコードかしら? こちらの作品は、アクリルのワインラックを花器にしているようですよ。 ブナの木の皮を花器にかぶせて、まるで切株から花が咲いているかのように~ 皆さんの作品を見ていると、生け花の枠を超えたアイデアというか想像力というか、 オリジナリティー満載ですごく勉強になります。 さて、 先生の作品です。 かっこえぇ~~~ 流木、恰好よすぎ! こちらも流木を使った作品。 やっぱり流木入ると、びしっとキマリますね。 鮮やかな色の花とのコントラストがいいの。 こんな恰好いい流木、どこにあるんだろう? 森の中を1日探せば見つかるだろうか? あとは、嵐の次の日とか? でも、こういうものっていざ探すと見つからないものよね^^; 会の中盤に、ワークショップが開かれました。 草月の基本 「真」 「副」 「控」 の生け方を先生から簡単にデモンストレーション。 ゲストの方に、小さな「生け花」を体験してもらい、私たちもほんのちょびっとだけお手伝いしました。 あらためて、 生け花の世界のおもしろさと奥深さに気がついた素晴らしい展示会でした。 草月 生け花 HANAKUNST お問い合わせは、こちら まで。 * レッスンは、先生ご自宅 Heemsted と Amstelveen 囲碁会館にて行われています。
by xiangpian
| 2014-07-01 05:31
| オランダの花と緑
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