イスタンブール2日目、町の中心にあるグランドバザールへ。
迷路のようなバザールアーケードには数千の店舗があるそうな (*_*; 今回ここで私が探したいものは、キリムのクッションカバー。 絨毯じゃありません。 クッションカバーだけでよかったの、よかったはずなのよ~~~ ^^ 店舗ひとつひとつを見ていたら、一生帰れない気がしたので、 店頭に並ぶ商品の雰囲気で、ちょっと気になった場所だけチェック。 日本では電圧が違うので、買って帰ることは出来なかったけれど、 このトルコのモザイクガラスのランプ、とっても綺麗。 ペンダントタイプから、テーブルランプ、シャンデリア風のものまで、色もデザインもさまざま。 見ていてあきない モザイクランプです。 オリエンタルな雰囲気たっぷり。 クリアー色のものなんて、和のレトロ照明みたい。 このあたりは、和室や日本家屋の玄関にも合いそう。 トルコランプ、独特のムードがあるこの感じ、好きだわ~ 楽しいな♪ ランプに絨毯、それから鮮やかな色調の陶磁器もトルコの名産品のようです。 中でも、やはりターコイズ色のものが人気みたい。 トルコのお茶を飲む 茶器のセット。 ガラスのスプーンがセットになっていてよかったけれど、 この模様は絶対あきますよね~ くどい。 バザールで見つけたものではないけれど、このお茶セット、欲しかった~ 特に、中央の蓋つき器♥ わりといいお値段したので諦めました^^ 宝飾品のお店も、数えきれないほどありましたよ~ 桁の違う高価なものから、こんな感じのオモチャだけれどかわいいリングとかね。 アクセサリーは、あまり見なかったのだけれど、思い出にひとつ、シルバーのロング ネックレスを買いました。 5000円ぐらいだったかな。 さーて、そろそろクッションカバーを本腰入れて探すわよ! バザール内、あちこちに絨毯屋さんがあります。 こちらは、シルクの絨毯。 ペルシャ絨毯同様に、トルコのシルク絨毯もとても美しく繊細で、もちろん高額です。 絵画並に、美しいものもあります。 長い月日をかけて、手作業で織ってゆくわけだから、大変な作業です。 高額なのも理解できるけれど・・・ シルク絨毯は、見たら最後、絶対欲しくなっちゃうから、 お店の人の「見るだけ、どうぞ~」の誘い言葉には、頑なに首を振りキリムを探します。 クッションカバーは、客寄せ商品なのかしら、たいてい店の外に山積みされている模様。 キリムを使用したバッグなどもありました。 それにしも、色々ありすぎて、選びきれない。 そうこうしていると、お店の中からすぐに店員が現れ、店内でゆっくり見てと店の中へ促されます。 カーペット、ラグが山積みです^^ クッションカバーを探していると伝えたのに、OK OKと言いながら何故か、カーペットを次々に ひろげてゆく店員。 そして、いつの間にやら、店員の数が4、5人に増える。 「いやいや、カーペットはいらないの。 クッションカバーを見せて、ほら、こういう色の・・・ 」 と、傍にあったキリムカーペットを指差したところ、そのカーペットを広げてくれちゃって、 そこからが大変^^ 私「だから、カーペットじゃなくて、クッションカバーだってば!」 店「OK OK 今、別の店からクッションカバーを色々持ってくるから、それまでこのカーペット見ててよ。 オールドキリムだよ、これの小さいサイズもあるよ。お客さんの好きなベージュ系もあるよ」 私「そうそう、こういう色が好きなの。 こういう感じのクッションカバーを見せて!」 店「OK OK ところでこのカーペット どう? お客さん、こっちよりこっちが好きでしょう?」 私「うん、好き。 こういう色大好き。 でもね、うちはこんなに長いカーペット敷く場所ないのよ。 絨毯は、エジプトやモロッコでも買ったから、もういらないの」 店「 エジプト? モロッコ? 問題外。 トルコの絨毯こそが世界一。ほら、これなんかすごく古い アンティークキリムだけれど、最高に美しいでしょう?」 私「えぇ えぇ 素晴らしいと思うわ。 ところで、いつになったらクッションカバーを見せてくれるの?」 店「OK OK ほら、どうだい?」 どさーっと持って来てくれる。 ようやく、面倒な会話から解放され、好みのクッションカバーを見つけて、いざ値段交渉に入ろうと思ったら、 また、カーペットを広げられる^^ 店「このカーペットなら、お客さんの好みのサイズに、カットできるよ。 買ったクッションカバーとも、すごく合うよ。 オールドキリム、いいものだよー これ買ったら、 クッションカバーはプレゼントするよ」 私「でも、オールドキリムだから高いでしょ、ちなみに2メーターでいくら? ちなみにね、ちなみに・・・」 店「・・・リラ」 私「高い、無理無理。」 と、主人と店を出ようと思ったけれど、苦労して選んだクッションカバーは欲しい。 店「OK OK 安くするよ いくらなら、買う?」 と、ここからは主人の出番。 電卓持ってきて、あーでもないこーでもないと始まる。 私は疲れ果てていったん店を出ると、しばらくして夫がやってきて 「どうするんだよ、~リラまでしかまけないって言ってる。 俺は相場がわからないから、君の判断で~リラの価値があると思えば買ってもいいよ」 と。 で、最後に私が 「じゃ、私とあなたの言い値の間をとって、~リラにしてくれるのならば、買う!」 店主、ニヤリ。 「OK OK グッドカスタマーだから、スペシャルプライスにするよ~」 と調子のいいことを。 結局、2メートルのオールドキリムラグとクッションカバー2枚を 買ってしまいました~~~ 買い物失敗とは思わないけれど(思いたくない 笑) もう少し根気があれば、言い値の半額位までなったのかも^^ あとは、事前にある程度下調べしておけば、相場がわかったかもしれない。 いかんせん、クッションカバー狙いだったもので カーペットは、予定外の買い物。 はーここまで2時間ぐらいかかったかな。 私も彼も、へとへと。 もう絨毯屋は、こりごり^^: と思ったはずなのに、バザールをあとにしてからも、絨毯屋を見かけるたびに、 気になってついついのぞき見。 笑 道に直接広げてるお店も、結構あります。 結局、↑この店でも安いクッションカバーを買う懲りない私。 現代のキリムから、70~80年前のオールドキリム、100年以上経過しているアンティークキリム 色も文様も大きさもそれぞれ。 手織りのものなので、ひとつとして全く同じものが存在しないし それなりに価値もあると思うけれど、うーん 素人には相場がわかりません。 いっそのこと、フィックスプライスにしてくれれば、こんなに疲れずに済むのに~ バザールでの買い物は、 想像以上に疲れましたが、おもしろい経験でもありました。 買い物に苦労した分、大切に使おうと思います!!! クッションカバー その1 大きさにもよりますが、だいたい1枚2500円ぐらいかな。 値切り交渉次第です。 クッションはペアでおきたいので、揃いになるようなものを見つけました。 私にしては、珍しく赤っぽい色をチョイス。 ストライプなど、織りが複雑でないものは、1枚1000円ぐらいで見つかります。 クッションカバー その2 こちらが、例のラグを買わされることになった店で見つけたクッションカバー。 色違いでペアです。 最後に、2メートルに切ってもらった オールドキリムラグ。 今の家は、廊下がもともと絨毯なので、本棚の前に敷いてみましたが、 帰国したら、フローリングの廊下に細長く敷きたいな。 値段は、交渉がうまくいったとは言えないので、ヒミツです 笑
by xiangpian
| 2014-01-13 02:35
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