オランダに来てから習っている IKEBANAのレッスン。
日本人の先生の教えのもと、オランダ人生徒さんと一緒に草月IKEBANAスタイルを学んでいます。 このたび、先生のご自宅で展示会があり、僭越ながら私も初出展させて 頂くことになりました。 作品は、先生のものも含めて20展ほど。 今回は、「アートと生け花」というテーマで、それぞれがオリジナルのアートを用意し、 アートと見合う生け花作品を提出。 夏らしい色や花材を使って準備した生徒さんが多い中、 先生の作品は、やはり際立って格好よくインパクトがあり、見入ってしまいます。 ドライになったチューリップと、真っ赤な芍薬のコラボレーション。 流木は黒くペイントされ、自作陶芸作品の黒い花器とともに、「炭」のイメージです。 赤と黑の世界。 モダン IKEBANA!!! こちらは、 私と一緒に習っている友人(日本人)の作品ですよ。 左の大きな花は、極楽鳥花と呼ばれるものだそう。 キャンバスに風車の絵をささっと描いて、浮世絵も一緒に飾り、オランダと日本のミックススタイルを イメージしているようです。 右の書は、友人自ら書いた文字。 籠にいけて、夏らしく。 ユリの花が少しだけ開いて、主張しすぎずいいですね。 こちらは、 私が1番感動した作品。 作品を見るだけで、いけられた方の想いみたいなものが、伝わってきます。 こんなメッセージが添えられていました。 作品にストーリーがあるんですよね~ 素敵だな。 それに引き替え、 私の何ひとつストーリーのない作品が、恥ずかしい。 「帯と花」というタイトルで、 フレームの木目と、流木。 花器のグリーンと帯のグリーン、そして枝の緑。 帯締めのピンクと紫陽花とカンパニュラのピンク。 色あわせしただけです^^: 初回なので、何をどうしたらいいのか、これでもすごく悩みました。 これが精一杯。 次回、また出展させて頂くことがあれば、もう少し捻った(笑)作品を出せるように、頑張りまする~ なーんてね。 生徒さんの作品は、いろいろでした。 オランダ人の作品は、クラシカルなものもあれば、ユニークなものもあり。 面白かったです。 アトリエも持つ先生のご自宅のお庭は、緑が深く季節の花が咲き乱れ、居心地のよい空間でした。 素敵なお庭を毎日眺めていたら、あれこれ創作意欲もわくのでしょうね~ うらやましい。 当日は、このお庭でワークショップも行われたそうです。 ワイルドストロベリーが、かわいい♪ 私にとって初めての IKEBANA Exhibition とてもいい勉強になりました。
by xiangpian
| 2013-07-13 01:36
| オランダの花と緑
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