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マウリッツハイス 美術館

改修工事が終了したマウリッツハイス美術館に、2年ぶりに出かけてきました。
外観はそのままに、内部をモダンに改築。
大階段や美術コレクションの並ぶ部屋の様子は、改築前と変わらず安堵。

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この美術館の目玉は、なんたって フェルメールのこの絵です。

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ここを訪れた誰もがこの絵を目指して大渋滞・・・
と思ったら、全然。
皆さん、遠くからなんとなく眺めるだけで、満足の様子。

だったら、近づいちゃいますよ~~~
フラッシュたかなければ、撮影もOKです。

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ヨハネス フェルメール
「真珠の耳飾りの少女」

アンニュイな表情をした少女がこちらを見つめます。
真珠にも目がゆくけれど、青いターバンも印象的ですね。

この絵は、「北のモナリザ」とも呼ばれるそうですよ。

フェルメールの描いた30点あまりの絵画のうち、
この絵と「デルフトの眺望」「ディアナとニンフたち」の3枚が、
ここマウリッツハイス美術館に貯蔵されています。




こちらは、もう一人、オランダを代表する画家、レンブラントの作品

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「トゥルブ博士の解剖学講義」 

タイトルがタイトルだけに、ギョッとします。
レンブラント画家人生の初期の頃に依頼を受け、描いた絵だそうです。


ルーベンスです。

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「ろうそくを持つ老婆と少年」

蝋燭の灯りが老婆と少年の顔をほのかに照らします。
あたたかい絵ですね。


ヤン ステーン  
「大人が歌えば子供が笛吹く」

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この絵のテーマがいまひとつわからないのですが、
大人たちが飲んだくれてる傍らで、子供が胸に抱かれていたり、パイプを吹かせてもらっていたり。
登場人物は、上等なおべべ着ているけれど、同じ部屋に犬も鳥もいて。

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女性の足元に注目!

昔の人は、こうして暖をとっていたのですね。
足元冷えても、これならヌクヌク。

アンティークショップでこの道具を見たことがあります。 笑







マウリッツハイス美術館。

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それほど大きな美術館ではありませんが、
いい絵が多く、見応えあります。


このあとは、もう一か所 別の美術館へ。
またの記事で紹介しまーす。
by xiangpian | 2014-12-03 03:40 | アート


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