クレラーミュラー美術館へ

アムステルダムから車で1時間強、広大な国立公園の中にある「クレラーミュラー美術館」
数ある名画の中でも、ゴッホのコレクションは278点にものぼります。

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ただ、名作数点は、わりと頻繁に世界の美術館へ「貸出し」されるので、
行く際は、要注意。
この日は、貸出から戻ったのかな、揃っていたようで安堵。   Vincent is back !!!

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ガラス張りのモダンな館内。
緑に囲まれて、実に気分がいいのです。

あの名作がずらーっと沢山並ぶのに、いくらでも近づけるし、いくらでも写真撮れちゃうし。
ロープの手前で、写真はもちろん絶対NGの美術館に慣れた日本人観光客は、戸惑ってしまいます。

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ゴッホコレクションの中でも、この絵が1番有名かな~

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「夜のカフェテラス」

フランス アルルに今も存在するカフェ。
晩年のゴッホがよく通ったレストランでもあります。
「夜は昼よりもたくさんの色であふれている」と表現したように、輝く夜の空とカフェの様子が描かれます。


オランダからフランスへ移って、印象派の影響を強く受けたゴッホ。
これまで使ったことの少ない明るい色の絵の具で、まるで色をキャンバスにおいてゆくかの
ような画風に。
「黄色」と「紺」という、補色関係の色使いを好んだようです。

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絵に出来る限り近づいて、よりの写真を撮りました。
絵の具がボコボコしているの。  
描くというか、塗りたくるというか、幾重にも絵の具が混ざりあい、何と表現したらよいのやら。
  
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ひまわりと並んで、ゴッホがよく描いたモチーフに「糸杉」があります。

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「糸杉と星の見える道」
糸杉 サイプレス   南ヨーロッパにはよく見られるひょろひょろと細長い杉の木。
水辺やお墓の脇に植わっていたりします。   サイプレスって死の象徴でもあるそうですよ。
この絵も、ゴッホの死期が近い頃に描かれています。


こちらは、やはりアルル時代にゴッホがお世話になった「ルーラン夫人」を描いた肖像画。

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この絵、別の場所でも見たことがあるなぁ~と思っていたら、
なんと、同タイトルで5枚も描いているのです。

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メトロポリタン、シカゴ、ボストン、アムステルダム 美術館より。
ゴッホは、このように同じタイトルで、ほぼ同じ構図で数枚の絵を描いているので、
自画像やひまわりなんて、いったい世界に何枚あるのだろう?

もう一つ、ここの美術館所蔵の目玉作品 笑
「アルルの跳ね橋」

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アルルにある跳ね橋ですが、オランダへの郷愁を感じます。
オランダのほうが、跳ね橋の数は圧倒的に多いはず。


印象派に影響を受ける前の時代、ゴッホといえば、農夫やじゃがいもや畑といった素朴なテーマを好んで
全体的に色の暗い絵を描いていました。

「日暮れのポプラ並木」

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印象派時代の明るい絵を見たあとだと、同じ画家の絵と思えません^^
でも、なんだかじーんと響くものがある深い絵です。

目を引いたのは、デッサン。

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まるで、モノクロ写真のように、細やかな筆使い。  
やっぱり、天才だなぁ~   
なんて絵が上手いのだろう・・・と、私は他のどの絵よりもこのデッサンを1番長く見ていました。


最後に、
名作と記念写真。   日本じゃ、あり得ない^^:

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ゴッホ作品がメインですが、もちろんモネやらルノワールやら、名画が揃う美しい美術館です。


10年前に初めて訪れた時とは、また違う視点で違う感覚で楽しめた作品たち。
やっぱりあれね、歳とるっていい事もあるわね 笑


余談ですが、
美術館内カフェにある、名物のアップルケーキがとってもとっても美味しかったです♪


帰り道、また国立公園の中をぬけてドライブ。

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新緑の美しさに、癒されました。
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by xiangpian | 2013-06-12 02:34 | アート


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