どこの国にも、その国ならではの伝統工芸や美術や文化があるとは思うけれど、
中でもそれらに対する日本人の美意識の高さは秀逸で、和の工芸文化は世界に誇れるものだなと いつもいつも思います。 日本の「ものづくり」技術のレベルの高さ、独特の感性を持った職人たちの「匠の技」。 海外で暮らしていると、そういったものを改めて強く意識するし、同時にとても誇りに思う。 特にわたくし、「和のもの」が大好き。 どこに暮らしていても、「和の美しき伝統文化」を忘れずに感じていたい。 話は飛びますが・・・ 和の工芸文化のひとつ 「からかみ」です。 中国から伝わった文様入りの紙を日本風にアレンジして、伝統文様などを木版刷りした紙 のことを言うようです。 これが、美しい。 「江戸からかみ」 松屋のものです。 色といい、文様といい、ため息がでるほどの美しい紙。 ハガキと名刺サイズの紙(用途不明 笑)です。 こうして並べただけでも、アートの世界だと思いませんか? 雅な世界だと思いませんか? そのうち、何かに使うつもりで持っています。 このまま並べて額に入れるだけでもいいかも~ 「京からかみ」 唐長のものです。 友人からの頂きものですが、箱を開けて、もぅ、ひと目惚れでした。 こちらは、からかみでもモダンな幾何学模様の文様が入って、 伝統とモダンの融合って感じ。 菓子の敷紙に使ってもいいし、 数色の色遊びで何か作れそう。 ん、何を? ふつうに折り紙として、ツルを折っただけでもお洒落かもね。 こういうものって、どう使うの? 何に使うの? ってよく聞かれますが、 そんなこと、どーでもいいんです。 笑 こんなにも美しいものに出会ったということが、ただ嬉しいだけ。 ほら、子供がむやみやたらにシールとか箱いっぱいに集めるのと同じ感覚ですよ。私、大人だけどシールいっぱい持ってる。 持っている事が嬉しいの。 物欲ならぬ所有欲。 ときどき箱から出してながめてニヤニヤしたいだけ。 「大人の文房具」とでも、言いましょうかねぇ~ 唐紙とはちょっと違うと思いますが、私、「紙全般」が好きでして、 旅行先では、文房具屋みたいなことろを見つけると必ず入ります。 つい先日もパリでオリエンタル風な綺麗な「青い紙」を見つけて買って帰ったの。 この紙を台紙に貼って、フレームに入れて、持ってるオリエンタルグッズ?を貼り付けてみました。 これで、インスタントオリジナルアートがいっちょあがり! 左は、クリストフルのタッセルつきブックマーク。 右は、ベトナムのコースターです。 全然「和」じゃないけれど、なんとなくオリエンタルの風! なんつってね。 大人の文房具、これからもせっせせっせと収集してゆきますよ! 数年前に、ノルウェーの文房具屋さんでやはりひと目ぼれした「紙」なのです。 色も柄も、最高です♪ ノルウェーで買ったけれど、北欧の感じゼロですね 笑 あまりに気に入った1枚なので、怖くてハサミも入れられない。 くるくる巻かれたまま、机の下にしまっています。 どう使おうかな~ 何かいいアイデアありませんかね~
by xiangpian
| 2012-01-20 03:10
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