撮影時のマナー

本日の記事、かなり長文です、ごめんなさい。

今日は秋晴れの気持ちのいい1日。
友人ととなり街まで、バスに揺られて30分。
天気がいいし、ブログ用にいい写真が撮れるかも~と、カメラを持ってななめ掛けバッグで
軽快に出かけた。

目的地に到着してすぐに、素敵なものを置いていそうな雑貨屋さんがあったので入る。
店主のオバサンは、私たちにお構いなしで誰かとオランダ語で電話中。


なかなか広い店内。
ディスプレーは、すっかりクリスマスになっていて、オーナメントやキャンドルの素敵な
ものが沢山あり、軽く心躍っていた。
いくつか気になるものを物色したあと、店内の奥のほうに、すごくカワイイ「孔雀の置物」を
見つけたので、思わず、その孔雀の写真を1枚撮った。
店内、私たちのほか誰もいない。  店主、相変わらず電話で誰かと話をしていた。
しかし、その数秒後、
大きな声で遠くから英語が聞こえてきた。

「What are you doing here?   Why are you taking picture here?」

どなり声のように聞こえた。
受話器を持ったまま店主のおばさんがツカツカとやってきて、剣幕顔で私に聞いてきた。

びびった私は、しどろもどろの英語で、
「ごめんなさい、ただ個人的な趣味で撮影していただけです。
ブログをやっているもので、素敵なお店やレストランを撮影して、ブログに書きたいと思っただけです。 
ごごご、ごめんなさい、謝ります・・・」

すると、店主
「店内で勝手に撮影するなんて、常識じゃ有り得ないわ。  そういうときは、私に一言聞いてから
撮影するものよ。 普通だったら、そうするものよ。」とだけ言って、許してくれた。


私、ひたすら謝って、別の商品をとりあえず買って(買うんかい?)店を出た。
店主も、レジのところでは、怒った様子もなく
「これ、すごくいいでしょう?  ありがと、バイバイ」
と話してくれたけれど、 もう、私はテンション下がりまくり。

結局このあとは、とても「撮影する」という気分にもなれず、1枚も写真を撮らずにとぼとぼ帰った。

今回のこと、自分が悪い。
だからこそ、自分自身の常識のなさに気づかされてより落ち込んだというわけ。


日本では、今ブログをやっている人がそこら中にいて、店内の様子などを撮影したくても、店の壁に
「撮影禁止マーク」が思いっきり貼ってあったりしるし、
レストランやお店での撮影マナーなども私なりにある程度わきまえているつもりだった。

けれど、海外に来て、ましてここオランダでは、これまでそんな事言われたこともなかったし
むしろ、撮影許可をもらおうとすると、
「どうぞ、どうぞ、どうしてそんな事聞くの? その写真、私にも見せて~」などと言われることもあった。
だから、私の感覚も鈍ってきていた。 カメラを持っているときに、ちょっとカワイイもの、
珍しいものを見つけると、ささっと撮影するのが癖みたいになっていた。
まぁ、屋外のマーケットや観光スポットでのみやげ物などを撮影する分には、許可もいらないのかも
しれない。
けれど、店内の様子や商品を撮影したいのならば、店主に許可をもらうのは、当然の事だ。

改めて、撮影時のマナーというものを、考えなおすきっかけになった。

話は変るが、
レストランで日本人が「サーブされるすべての料理」を撮影している様子というものは、
外国人からすると、すごく滑稽に映るらしい。 フラッシュをたくとかたかないの問題ではなく、
どうして、自分たちじゃなくて、料理の写真ばかり撮るのかが、不思議らしい。
フランス人がそんな話をしているのを聞いたことがある。
写真撮影することじたいは、悪いことでもみっともない事でもないけれど、
やはり、TPOというものがあるのね。
忘れてたかも、TPO。  
「その場の空気を読む」ということは、何をするに置いても、とても大切。
今回、自らの常識はずれな行為で叱られ、失敗をして、気付かされた。


ところで、私のブログ友達に、すごく撮影マナーのスマートな友がいる。
ブログでは、いつもすごく素敵なレストランやカフェの料理写真や店内の様子を最高に
素敵な写真で紹介してくれるのだけれど、
彼女は、どんなレストランでも気軽なカフェでも、たとえテラス席だとしても、必ず、
お店の人に許可を得てから撮影している。
ブログで何人もの人が撮影をしているのがわかっているお店だとしても・・・毎回
ちゃんと聞いている。

私の感覚で「今誰もいないし、一番隅っこの窓際席だし、楽勝で撮っちゃえば? 
ここはカフェだし、あっちのテーブルの人なんか、携帯でガンガン撮ってるよー」
なーんて言っても、「うん、でもやっぱり聞く。」と言って、許可をもらう。
そして、本当にわずかな時間で小さな動きで、さくさくと数枚撮影して終了。
横で見ていても、気持ちがいいし、格好いい。


「空気を読む」とは、お店の許可を得るということだけではない。
テーブルに同席する人との関係やお店の格なども、考えるべきだ。
一度彼女となかなか雰囲気のいいレストランへ一緒に出かけたことがあるけれど、
彼女はカメラを持ってこなかった。
聞くと、「今日は写真のことは忘れて飲みに徹したいし、いいの」と。
そうか・・・。 
旅行先などでは、めちゃくちゃ撮りたいところだけれど、やはりその場の空気を読むって
とても大切。
もしも、京都あたりのしっぽりした料亭のカウンター席で、隣のお客さんが、
料理が出てくるたびに、何枚も何枚も撮影していたら、やはりどこか気になる。
板前さんだって、「あったかいうちに早く食べてよ」って思うに違いない。
気軽に「とりあえず、撮っとこう」みたいなノリは、彼女の姿勢を見習って、今後やめようと思った。


 
あ~ 叱られちゃったけれど、あのお店、かわいいもの沢山あったなぁ。
またのぞきたいな~  でも、気マズイなぁ~


で、この写真が、叱られる15秒前に撮影した、
「孔雀の置物」の写真です。

a0153807_7121276.jpg


結局↑この子は買わなかったけれど、代わりに1ユーロのタッセルを8つも買った^^


週末には、主人が私の新しいPCを買って帰ってくる。
気合入れなおして、がんばろう。 何を?


よい週末を。
  
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by xiangpian | 2011-10-22 04:55


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